■3坪からの街ある紀
休みの日に近隣の街を散歩することが多いので、2026年1月からHPに載せてみることにしました。よろしければお付き合い下さい。3坪とは当店の厨房の広さです。狭い。。。
なお、同業者を評価する立場にはないので、飲食店の店名は載せていません。
4月○日 滋賀県 大津市 近江八幡市 彦根市 長浜市
「城と桜」「寺社と桜」を楽しもうと、正味1日半ほどの琵琶湖東岸巡り。まず大津市にある石山寺に。紫式部が源氏物語の着想を得たといわれる名刹。名前の通り、巨大な岩(珪灰石(けいかいせき))の上に本堂が建っていて、建物、岩、桜が一体となった荘厳な景観。
北に上って、近江八幡市。雨風が強くなってきたので、「手こぎ船によるお堀巡り」は断念。徒歩で市内を散策することに。花いかだの水面や橋、白壁の蔵、石垣などなど、どこを切り取っても桜が似合う町。近江商人発祥の地でもあり、古い商家があった町並みもそのまま残っている。その近江商人の守護神であり、地名の由来になったという日牟禮八幡宮を参拝。外国人でごった返していた。そのあと2時間ほどかけて市の中心部を散策。歴史保存地区では、○丁目ではなく、魚屋町上、中、元、などと表記されている。町名表示板を見て歩くだけで心おどる。興味があったメンタームの近江兄弟社にも寄ってみた。歩き疲れつつ偶然通った、おばんざい屋さん(惣菜屋)のランチが素晴らしかった。甘口の地酒も身体に染み渡った。
[画像] 上中:日牟禮八幡宮 上右:石山寺 下左:近江商人の商家 下中:花いかだの中を走るいかだではなく木造船 下右:昼めし
さらに北上、彦根市へ。ここはやはり彦根城一択。天守の周りやお堀沿いに1000本以上の桜が咲き乱れていて、まさに「桜の中に城がある」。でもだんだん風雨が強くなってきて、傘はおちょこになるし前も見えなくなってきた。そんな中、そろそろ日の入りの時間だろうと(推測し)、歩いて15分ほどの琵琶湖湖畔へ夕日を見に行くことに(決めた)。海風(みずうみ風)はさらに強くなり、身体が吹き飛ばされそうになりながら日没を待つ。大きな雲の流れと日が沈むタイミングが合わず、くじけそうになりながら20分以上とどまって、一瞬の間に目をつぶって(太陽を直視できないので)撮ったのが下の1枚。なので「たいした写真じゃない」などといわずご覧下しゃい。夜は中心街の居酒屋へ。出てくる料理すべてにプラスワンの一工夫が施されていて見事。そして美味しい。スタッフの心遣いも素晴らしかった。今日は昼も夜も食事が「当たり」だった。旅の評価はこの辺で左右されるのかも。
翌日は長浜市へ。最初はやはり長浜城。豊臣秀吉がはじめて築いた城。でも当時の城郭はほとんど残っていなくて、今の天守は1983年に復元されたものだとか。それでも、桜の海の中に浮かび上がるお城は一見の価値がある。城から数分歩けば琵琶湖に行ける。城と湖と桜の三重唱が楽しめる贅沢な空間を体感できた。20分ほど歩いて豊臣秀吉像のある豊国神社にお参りし、さらに大通寺へ。精巧な細工が施された山門は往時の栄華がしのばれる荘厳な造り。インバウンドの観光客でにぎわう黒壁スクエアはすぐ近く。ちょっとだけのぞいてみた
滋賀県は有名観光地がコンパクトに収まっているので、JR琵琶湖線を使って短時間で廻ることができる。どこに行っても「豊臣兄弟」のポスターだらけだったけど。
[画像] 上左:彦根城 上中:彦根市キャッスルロード(歴史保存地区) 下左:長浜城 下中:豊臣秀吉像 下右:夕食と地ビール