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2026年1月〜3
 ■3坪からの街ある紀


  休みの日に近隣の街を散歩することが多いので、2026年1月からHPに載せてみることにしました。よろしければお付き合い下さい。3坪とは当店の厨房の大きさです。狭い。。。
  なお、同業者を評価する立場にはないので、飲食店の店名は載せていません。



5月○日 沼田市

 10年前のNHK大河ドラマ「真田丸」の影響か、市内のあちこちに「真田」や「六文銭」がはためいている。大河恐るべし。訪れた沼田公園は、丁寧に、でもやり過ぎることなく整備されていて、その加減が散策する者を心地よくさせてくれる。城址公園として絶妙の塩梅。
 大型商業施設を再利用したというテラス沼田にも寄ってみた。減築という手法で床面積を減らしたとのこと。その効果は見ればわかる。よくぞここまで。多目的ホールは高校生であふれていた。1階のカフェに寄りケーキとコーヒーでひとごこち。
 80mの高低差があるという見事な滝坂を下って沼田駅へ。熊が出たという公衆トイレなどを社会科見学しつつ公園に戻った。12000歩の街歩き。その消費カロリーをチャラにするラーメンセット大盛りを食べてから帰路につく。

 [画像] 中:真田信之・小松姫像 後方は天守跡地



5月○日 前橋市大胡町

 ということで陶芸教室を体験してみることに。子供の頃以来か。電動ろくろと手びねりのコースがあるが、今回は簡単な手びねりで茶碗と小鉢を作ることにした。最終形がわからなくて、厚さや大きさの整え方に四苦八苦。先生に助けてもらいながら1時間ほどで完成。その2人の作品が下右の画像。初めてにしては、、、いや、初めてにしても、、か。 色づけや焼成は2ヶ月後になるとのこと。楽しみ?
 せっかくなので、大胡城跡を再訪してみることに。訪れる人はほとんどいないようで、駐車場に轍(わだち)の跡もない。城についての知識はないが、土塁や空堀が改変されることなく残されているのが史跡としてすばらしい。城址公園として整備し多くの人に訪れてもらいたいような、このまま残してもらいたいような。

 


5月○日 上野 国立科学博物館

 男の子は「危険生物」に惹かれるものだ。「子」ではないが話題の「超危険生物展」に行ってきた。休日は予約制になるほどの人気らしいが、思ったより空いていた。大きさ、力、数、毒、などに分類されたエリアに、それぞれの「危険な生物」が展示されている。予想と違って、ほとんどが剥製やレプリがの展示と文字による説明だったが、ゾーンごとに刺激がリセットされるので興味が尽きない。切り口というか企画の勝利。十数年ぶりに常設展にも寄ってみたけど、リニューアルされていて初見と同じ刺激を味わえた。圧倒的な展示量は相変わらずで、時間がいくらあっても足りない。閉館時間まで粘った後、東照宮や恩賜公園をまわり、贅沢をして根津のうなぎ屋へ。酒のつまみに頼んだ小鉢を含め、すべておいしかった。




5月○日 横浜駅周辺

 ずーーっと工事しているので日本のサグラダファミリアと呼ばれている駅。40年以上前、横浜市に住んでいたことがあったけど、その頃の面影はない。1mmもない。ビルしか無かった東口にはアソビルとかいう遊べるビルが(写真右)。相鉄ビルは相当すごいビルに(写真中)。毎日のように通っていた西口地下街は入口さえ移動していた(写真左)。




4月○日 高崎市倉渕町

 2027年のNHK大河ドラマに小栗上野介が採用されるとのことで、その終焉の地へ。いつものようにまずは道の駅から。その名も「くらぶち小栗の里」。木の自動ドアを開けると、たくさんの「小栗かいわい」がお出迎え。小栗まんじゅう、小栗カルタ、小栗ようかん、などなど。小栗百人一首はなかった。観光パンフをもらい、ゆかりの寺である東善寺まで歩く。パンフレットでは3cmほどだったが、なかなか先が見えない。あとで調べたら3kmあるそうだ。しかも上り道。50分かけてお寺に到着。境内はよく整備されていて気持ちがいい。お線香を買って、石像とお墓にお参り。名にし負う小栗椿も花が残っていた。濡れ衣を着せられ無実のまま処刑されたという史実を知るに、合わせる手にも力がはいる。アメリカから持ち帰ったというネジは見られなかった。参拝者は2、3組だったが、大河ドラマ関連の掲示物があちこちに。1年後は観光客であふれていそう。




4月○日 高山村

 群馬県内では8つになった”村”。ロックハート城に行ったりキャンプをしたことはあったけど、街を歩くのは初めてになる高山村。まずはいつものように道の駅で情報収集。と思いながら車で坂道を登っていくと、思わぬ外観の建物が。「道の駅中山盆地」が現れた。村内にある天文台とロックハート城からの連想で、星型の屋根と大理石の壁になったのかも(個人の推測です)。温泉やキャンプ場も併設されていて、売店も充実していた。「かよちゃんのそばいなり」を買って、展望台を兼ねたベンチで食べることにした。眼下に広がる桜を見ながらの昼めし。おいしさ3割増し。
 10分ほど離れた役場に車を停めさせてもらい、村内をぶらぶら。2時間ほど歩いたが、あるのは山あいの田園と川と桜ぐらい。これでいいのだ。
 少し車を走らせ中山城址へ。ここも中山城本丸跡の石碑のみ。さらに車で三国街道「中山宿」跡の集落に。上を見ながら歩いてみると、当時の面影を残す建物がちらほら。村歩きのいち日。




4月○日 滋賀県 大津市 近江八幡市 彦根市 長浜市

 「城と桜」「寺社と桜」を楽しもうと、正味1日半ほどの琵琶湖東岸巡りを決行。まず大津市にある石山寺に。紫式部が源氏物語の着想を得たといわれる名刹。名前の通り、巨大な岩(珪灰石(けいかいせき))の上に本堂が建っていて、建物、岩、桜が一体となった荘厳な景観は見事。
 北に上って、近江八幡市へ。雨風が強くなってきて、『手こぎ船によるお堀巡り』は断念。徒歩で市内を散策することに。花いかだの水面や橋、白壁の蔵、石垣などなど、どこを切り取っても桜が似合う町。近江商人発祥の地でもあり、古い商家があった町並みはほぼそのまま残っている。その近江商人の守護神であり、地名の由来になったという日牟禮八幡宮を参拝。外国人でごった返していた。そのあと2時間ほどかけて市の中心部を歩く。歩く。歴史保存地区では、○丁目ではなく、魚屋町上、中、元、などと表記されている。町名表示板を見て歩くだけで心はずむ。興味があったメンタームの近江兄弟社にも寄ってみた。偶然通った、おばんざい屋さん(惣菜屋)のランチが素晴らしかった。歩き疲れた身体に甘口の地酒が染み渡った。

 [画像] 上中:日牟禮八幡宮 上右:石山寺 下左:近江商人の商家 下中:花いかだの中を走るいかだではなく木造船 下右:昼めし




 さらに北上、彦根市へ。ここはやはり彦根城一択。天守の周りやお堀沿いに1000本以上の桜が咲き乱れていて、まさに「桜の中に城がある」。でもますます風雨が強くなってきて、傘はおちょこになるし前も見えなくなってきた。そんな中、そろそろ日の入りの時間だろうと予想(何も調べていない)、歩いて15分ほどの琵琶湖湖畔は夕日がきれいだろうと予想。海風(みずうみ風)はさらに強くなり、身体が吹き飛ばされそうになりながら日没を待つ。大きな雲の流れと日が沈むタイミングが合わず、くじけそうになりながら20分以上とどまって、(太陽を直視できないので)一瞬の間に目をつぶって撮ったのが下の1枚。なので「たいした写真じゃない」などといわずご覧下しゃい。夜は中心街の居酒屋へ。出てくる料理すべてにプラスワンの工夫が施されていて見事。そして美味しい。スタッフの心遣いも素晴らしかった。今日は昼も夜も食事が「当たり」だった。旅の評価はこの辺で左右されるのかも。

 翌日は長浜市へ。見所の多い街だけど最初は長浜城から。豊臣秀吉がはじめて築いた城だが、当時の城郭はほとんど残っていなくて、今の天守は1983年に復元されたものだとか。それでも、桜の海の中に浮かび上がるお城は一見の価値がある。さらに数分歩けば琵琶湖畔に出られる。城と湖と桜の三重唱が楽しめる贅沢。20分ほど歩いて豊臣秀吉像のある豊国神社にお参りし、さらに井伊直弼ゆかりの古刹「大通寺」へ。精巧な細工が施された山門は往時の栄華がしのばれる造り。インバウンドの観光客でにぎわう黒壁スクエアはすぐ近く。ちょっとだけのぞいてみた
 滋賀県は有名観光地がコンパクトに収まっているので、JR琵琶湖線を使って短時間で廻ることができる。どこに行っても「豊臣兄弟」のポスターだらけだったけど。

 [画像] 上左:彦根城 上中:彦根市キャッスルロード(歴史保存地区) 下左:長浜城 下中:豊臣秀吉像 下右:夕食と地ビール







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